2025年春、富山県初となる男子3人制バスケットボールのプロチーム「TGP FORCEPICE(フォースパイス)」が発足しました。
富山市を拠点に、国内プロリーグ「3×3 UNITED」と「3X3S(トライクロス)」に参戦し、国際大会出場を目指しています。
地元出身の喜入大地選手を中心に、地域とともに未来を築く新たな挑戦が始まっています。
FORCEPICEとは?:富山発の3人制バスケプロチーム
「TGP FORCEPICE」は、富山市を拠点とする3人制バスケットボールのプロチームで、2025年3月に発足しました。
チーム名の「FORCEPICE」は、「FORCE(力)」と「SPICE(刺激)」を組み合わせた造語で、地域に活力と刺激を与える存在を目指しています。
運営は、富山市内で飲食業を営む朝岡徹氏が設立した合同会社「FORCEPICE富山」が担っています。

創設のきっかけ:喜入大地選手の思いと地域愛
チームの発起人でありキャプテンを務める喜入大地選手は、富山市出身で筑波大学卒業後、全日本大学選手権で優勝を経験。
2023年には、県内で児童生徒を対象にした3人制バスケットボール教室を開催し、「子どもたちの道しるべになるようなチームをつくりたい」との思いを強くしました。
その熱意が、地元企業との連携を生み、チーム設立へとつながりました。

参入リーグと目標:「3×3 UNITED」と「3X3S」
「FORCEPICE」は、4月から開幕する国内プロリーグ「3×3 UNITED」と「3X3S(トライクロス)」の2リーグに参戦します。
特に「3X3S」では優勝し、世界選手権出場を目指しています。
チームには、喜入選手のほか、関東在住の4選手が所属し、国内外での活躍が期待されています。

富山のバスケ環境:3×3専用コートの整備と競技熱
富山市では、2021年に総合体育館北側の環水公園親水広場に3人制バスケットボール専用コートが整備されました。
このコートは、国際規格に準拠した設備を備え、地域のバスケットボール熱を高める拠点となっています。
「FORCEPICE」の活動は、こうした地域のスポーツ環境と連動し、さらなる盛り上がりを見せています。

地元への貢献と未来の展望
「FORCEPICE」は、単なるスポーツチームにとどまらず、地域貢献にも力を入れています。
地元の小中学校でのクリニック開催や、地域イベントへの参加を通じて、子供たちに夢と希望を届けています。
今後は、国内リーグでの上位進出を目指すとともに、国際大会への出場を果たし、富山から世界へと羽ばたくチームとしての成長が期待されています。

ネット上での反応と声
「FORCEPICE」の発足に対し、SNSやニュースサイトでは多くの反響が寄せられています。
地元ファンからは、
・「富山に新たなプロチームができて嬉しい」
・「子どもたちの憧れになる存在」
といった声が上がり、地域全体での応援ムードが高まっています。

まとめ
富山県初のプロ3人制バスケットボールチーム「FORCEPICE」は、地域密着型のチームとして、スポーツを通じた地域活性化と次世代育成に取り組んでいます。
国内リーグでの活躍はもちろん、国際大会出場を目指す彼らの挑戦から目が離せません。
今後の「FORCEPICE」の動向に注目し、富山から世界へと羽ばたく姿を応援しましょう。
当記事は以上となります。
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