富山市の温泉「古洞の森温泉」がついに営業再開:能登地震の被害乗り越え、癒やしの湯が復活

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かつて富山市の人気温泉施設として親しまれていた「古洞の森温泉」(旧・古洞の森自然活用村)が、2025年4月26日に待望の営業再開を果たしました。

2024年3月の閉館から約1年、能登半島地震による被害を乗り越えて、地域の癒やしスポットが再び動き出しました。

当記事では、再開を喜ぶ常連客の声や、リニューアル後の施設情報などについてご紹介します。

目次

古洞の森温泉とは?:富山市で人気を博した自然体験型温泉施設の歴史

「古洞の森温泉」は、富山市が1990年に開業した自然活用型の複合施設「古洞の森自然活用村」の一部として誕生しました。

かつてはバーベキュー場や宿泊ケビンなどを備え、ピーク時には年間17万人が訪れた人気スポットでした。

しかし、年々訪問者数が減少し、施設の老朽化も進行。2023年3月に一度閉館し、市は新たな運営事業者を募集。

不動産業などを手がける「ABLトラスト」(富山市)が運営を引き継ぎ、温泉施設の復活へと動き出しました。

再開までの道のり:能登半島地震の被害と修繕作業を経て1年越しの再始動

当初は2023年春の営業再開を予定していましたが、同年発生した能登半島地震により建物にひび割れや地盤の崩れなどの被害が発生。

特にろ過装置に不具合が生じたため、再開は延期に。

ABLトラストは応急修繕を急ぎ、まずは最も利用者の多い温泉施設から再開にこぎつけました。

そして2025年4月26日、ついに営業がスタート。

地元住民や常連客からは、

・「待ちわびた再開」

・「またここに来られて嬉しい」

といった喜びの声が上がっています。

再開後の温泉施設と利用情報

リニューアル後の「古洞の森温泉」では、男女ともに3種類ある風呂のうち、現在は「全身浴」のみが利用可能となっています。

設備面では経年劣化が目立っていた壁や床が改装され、清潔で快適な空間へと生まれ変わりました。

また、施設内の食堂では軽食やドリンクも提供しており、湯上がりのひとときをゆったり楽しむことができます。

温泉の基本情報(2025年5月現在)

住所:富山県富山市池多1044

営業日:毎日(第2・第4月曜定休)

営業時間:午前10時〜午後9時

料金:大人800円

利用可能なお風呂:全身浴(他の風呂は順次再開予定)

今後はろ過装置の本格的な更新により、残りの風呂も開放予定。

その他施設の改修も進められるとのことです。

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筆者は富山県出身&富山県在住。

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