2025年5月11日、富山グラウジーズがB2プレイオフ準決勝でライジングゼファーフクオカを104-95で下し、2連勝で決勝進出とともにB1復帰を決めました。
昨季のB2降格からわずか1年での復帰は、クラブ史上初の快挙です。
当記事では、今季の歩み、プレイオフの戦い、B1復帰の意義、今後の展望などについて深掘りします。
今季の富山グラウジーズの歩み:新体制での再起
2023-2024シーズン、富山グラウジーズは4勝56敗でB1全24チーム中最下位となり、クラブ史上初めてB2に降格しました。
しかし、今季は滋賀をB1昇格に導いたダビー・ゴメスHCを迎え、トーマス・ケネディ選手やアーロン・ホワイト選手ら新加入選手に加え、宇都直輝選手や上田隼輔選手ら雪辱を期す選手が躍動。
レギュラーシーズン38勝22敗の東地区2位でプレイオフ進出を決めました。

プレイオフ準々決勝・準決勝の詳細:静岡と福岡を撃破
準々決勝:ベルテックス静岡戦
富山は準々決勝で西地区3位のベルテックス静岡と対戦。
第3戦ではアーロン・ホワイト選手が今シーズン最多の36得点を記録し、宇都直輝選手が18得点・7アシスト、ユージーン・フェルプス選手が16得点・12リバウンドと活躍。
90-74で勝利し、2勝1敗で準決勝進出を果たしました。
準決勝:ライジングゼファーフクオカ戦
準決勝では、今季4戦全敗の福岡に対し、富山はGame1を84-77で制し、Game2も104-95で勝利。
トーマス・ケネディ選手が33得点、田中晴瑛選手が17得点を挙げるなど、終始リードを保ち、2連勝で決勝進出とともにB1復帰を決めました。

B1復帰の意味と影響:クラブと地域への波及効果
1年でのB1復帰は、クラブの再建と成長を象徴する出来事です。
選手やスタッフの努力はもちろん、ブースターや地域の支援があってこその成果です。
B1復帰により、富山県内のバスケットボール熱がさらに高まり、地域経済やスポーツ文化の発展にも寄与することが期待されます。

B2決勝 vs A千葉の展望:強敵との対戦
富山グラウジーズは、5月17日からB2優勝を懸けて、同じくB1昇格を決めたアルティーリ千葉とアウェーで対戦します。
A千葉はレギュラーシーズンで49勝3敗と圧倒的な成績を収めており、強力なオフェンス力が特徴です。
富山にとっては、B1復帰を決めた勢いを保ちつつ、ディフェンスの強化とチーム全体の連携が鍵となるでしょう。

2025年のB1とBプレミア参戦:新たな挑戦
富山グラウジーズは、2025-2026シーズンをB1で戦うことが決定しています。
さらに、2026-2027シーズンから始まる新リーグ「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」への参入も決定。
これに伴い、ホームアリーナである富山市総合体育館の改修が進められており、2026年10月には「YKK AP ARENA」としてリニューアルオープン予定です。
Bプレミア参戦により、クラブの競技力向上と地域活性化が期待されます。


ネット上での反応と声:ブースターの喜びと期待
富山グラウジーズのB1復帰に対し、ネット上では多くのブースターが喜びの声を上げています。
・「1年での復帰は本当にすごい」
・「選手たちの努力に感動した」
といったコメントが多数見られ、クラブへの期待が高まっています。

まとめ:富山グラウジーズの未来に注目
富山グラウジーズは、B2降格からわずか1年でのB1復帰を果たし、新たなステージへと歩みを進めています。
今後のB2決勝、B1での戦い、そしてBプレミア参戦に向けた準備など、クラブの動向から目が離せません。
地域とともに成長を続ける富山グラウジーズの未来に、ぜひご注目しましょう。
当記事は以上となります。
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